株式投資の基本はインデックス投資と高配当株投資
投資を始めるにあたって、安定して収益を得られる方法がないか、ネットや Youtubeでいろいろと調べた結果、
株価の値上がりを狙って投資する「インデックス投資」と、
配当金を求めて投資する「高配当株投資」に行きつきました。
目次
インデックス投資
インデックス投資は、ある特定の指数に基づくファンドの値上がりによる利益を求める投資。
インデックス投資のメリット
- インデックス投資が最強の投資法であることは歴史が証明済み。現代の大物投資家ウォーレン・バフェット氏も認める投資法。
- 配当金は出ないが、収益が自動的に投資元本に組み入れられるため、課税による利益の減額が生じない。
インデックス投資のデメリット
- いくら含み益があっても、売却するまでは利益が確定しない。
高配当株投資
高配当株投資は、保有する株から払い出される配当による利益を求める投資。
高配当株投資のメリット
- 配当による収入が得られるため、株価の値下がりをそこまでに気にかけなくて済む。
- 配当金を再投資しないのであれば、収入として生活費の足しになる。
高配当株投資のデメリット
- 配当を受取る際に課税されるため、再投資を前提にした場合はインデックス投資よりもパフォーマンスが低くなる。
- 株価の値下がりは大きな問題ではないが、配当金が減配になると問題。
どっちがいいのか
具体例で考えてみましょう。
例えば、高配当株投資とインデックス投資、それぞれ100万円運用して、1年間の利益がともに3%であった場合。
インデックス投資の場合は、翌年の元本が103万円になる。
一方、高配当株投資の場合は、配当分の3万円を受取る際に税金が課されるため、再投資できるのはその80%以下になる。
この点を見ると、インデックス投資の方が優れているような気がします。
ただ、どちらも20年後に株価が下がっている可能性があります。
インデックス投資で利益分を元本に組み入れ続けた結果、20年後に株価が100万円を下回った場合、結果的に利益は出ません。
一方、高配当株投資で、20年間で株価の上下があったとしても、おおよそ元本100万円の3%程度の配当が毎年あり、それを再投資せずに受取り続けていた場合、3万円×80%×20年で約48万円の利益を得たことになります。
受取った配当金を差し引けば、株価が半額になるような暴落をしているのでなければ利益が出ます。
この点は高配当株投資の方が優れていると思います。
2022年9月時点の結論
現時点での私の結論は次のとおりです。
まずは積立NISAを利用したインデックス投資
通常、投資で得た配当や売却益には課税されますが、国の税制優遇である積立NISAを利用すると、この部分の税金が免除されます。
これを使わない手はないので、まずは年間の積立NISA枠の上限40万円分は、すべて使いきるのがお得だと思います。
そのあとは高配当株投資
積立NISA枠を使いきったら、高配当ETFへの投資。
要するに
どっちがいい、というのは結論はでないものなのだろうと思います。
それぞれ、根本的な考え方、リスクの取り方が違うため、それぞれのメリットを活かして、上手に運用しましょう。